10代の頃通った教会の、スウェーデンの宣教師のハンセン先生の思い出や、
18の時にハンセン先生にスウェーデンで洗礼を受けた時の思い出がよみがえりました。
今から思えば、あの頃から、私の留学のきっかけとなるすべての出会いが始まったのだと思います。
私たちはドイツの北Sassnitzから船にのって、Trelleborgに行きました。
そこから自転車で、Lund- Gardstanga- perstorp- oerkelljunga- Halmstadt-Varberg-Asa- Valla- Kungsbacka-Goeteborg
約500kmの道を自転車で走り、GoeteborgからKiellまで船で帰ってきました。
Sassnitzからフェリーに乗ってTrelleborgに行きます。
海を渡って・・・
さて、自転車の旅出発です。 |
各地で小さなチャペルに出会いました。ここで朝食。
最初の町Lundに到着。とても古いロマネスクの教会でした。
天文時計
柱の動物たち。奇妙な形をしています。
スウェーデンの独特な文化
ろうそく台の天使
光と影
中央、天狗のような方が・・?
水車
Halmstadt |
車の通りがスウェーデンはほとんどありませんでした。 ゆく道はほとんど田舎の町。 山あり谷ありの森を何度も走り抜けました。 |
スウェーデンの昔ながらの建物。今でも赤い家が多いです。 緑色の草木にとてもなじんでいます。 |
家の建築によく見られる丸い岩。馬車などに使われた物なのでしょうか。 |
朝食はいつも、パンとチーズなどを買ってたべました。
ここのパンが特別おいしかった。でも、スウェーデンは、ドイツに比べて
パンの値段が高いです。
この教会でカメラを置き忘れてしまいました。
でも、ちゃんと教会の方に連絡したら、届けてくださいました。
感謝。
なので、私の写真はここでおしまい。
写真には出てきませんでしたが、旅は、素敵なことばかりではありませんでした。
何しろ、自転車の旅は私にとって初めてのことで、自転車自体、何年も乗ってない状況だったので
一日50kmは、私にとって限りなく極限に近い可能性でありました。
まるでこんなかんじ。 |
この日の為に何度か練習しました。ケーテンまでハレから自転車で走ったり。
寝袋も、もっていなかったので購入しました。
なかなか、キャンプで寝るというのは至難の業です。
何しろ、ベットで寝るという行為とはかけ離れたことですから。
まず、第一に、土の上で寝るということに近く、必ずしも、平らではないということ。
そして、雨の音やしずくが、近に感じること。鳥の声や、風の音、虫もたくさんやってきます。
虫ということで、ひとつ。
森には、Zeckeというダニの一種がおり、こいつが何しろ曲者でした。
私は、人生初めてZeckeにやられました。幸いなことに、何も起こりませんでした。
無事に帰還できました。
スウェーデンは、車の数が少なく、とても静かで森の豊かなところです。
自転車の観光客も多く、中には小さな子供の家族づれもいました。
夜も、日が長く22時過ぎまで明るく、天候も平均30度くらいの涼しい日が続きました。
キャンプも、キャンプ場だけでなく、プライベートや、自然保護地意外の場所ならどこでも許可されていたり、誰でも自然に親しむことができるようになっていました。
10日間の自転車は、やはり大変なものでした。
スウェーデンは、それほど高い山は無いものの、いつも山あり谷ありの坂道が多かったです。
でも、湖が美しく、泳げる地域では、とても綺麗な水で泳ぐことができます。
今回学んだことは、日常の当たり前のことが、とてもありがたく思えたこと。
もちろん、ホテル泊まりの普通の旅と違って、多くの冒険がありました。
そして、自然という存在に、圧倒され、あるいは恐れを抱き、ただ美しいだけの
、人間が作った自然に、いかに飼いならされてきたかがわかりました。
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