2013年10月21日月曜日

CD 録音


先週の木曜から4日間にわたり、ドイツのニュルンベルグにて、Pia Praetoriusさんの指揮のもと、
ニュルンベルグの手書譜によるルネッサンスクリスマス宗教曲を録音することになった。
www.musik-st-egidien.de


楽器の編成は、ガンバ2、ルネッサンストラベルソ4、ハープ、リュート、プサルテリー、ポルタティーフ、
ツィンク3、ポザウネ3、オルガン、レガール、スピネットと歌によるものだ。




ツィンクは、あの有名なDoron Sherwin氏で、彼の即興演奏は本当に素晴らしいものだった。
私は、彼のすぐ横で弾くというなんとも幸運な機会に恵まれ、彼の弾くディミヌーションに
聴き惚れてしまっていた。


曲目はOrland di Lasso, Palestrina, Paolo Isnardi, Hans Leo Hessler, Blasius Ammon,
Claudio Merulo などだ。すべてクリスマスのイエスの誕生にちなんだ曲の選曲で、
その信仰と、イエスを待ち望む期待感が沸き起こる、生き生きした曲だった。
特にPaolo Isnardiの曲はまだあまり知られていない作曲家であるが、
彼の作品は、ラッソにも劣ることない素晴らしい曲を書いている。

このCD録音は、今年のクリスマスに合わせて発売される予定。
2013年12月14日19時30分 ニュルンベルグ St. Egidien 教会にて演奏会




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