2012年9月1日土曜日




来週から、オルランド・ディ・ラッソのプロジェクトで、 
アンサンブルSchola Stralsundensisの演奏会をします。 

9月8日(土曜日)  19時半からSt.Nikolai教会にて( Stralsund) 
10月18日(木曜日)12時から St. Martin教会, Kaufbeuren 
10月19日(金曜日)20時から アンティークミュンヘン宮殿にて (muenchen) 
http://www.scholastralsundensis.de/外部リンク 

曲目:”ラッソの聖ペテロの涙”
精緻を極めた21の宗教マドリガーレからなる曲集《聖ペテロの涙 Lagrime di San Pietro 》であり 
ラッソの絶筆。没後に出版された楽譜(1595年)は、ローマ教皇クレメンス8世に献呈された。 

アンサンブル"Schola Stralsundensis" 
Maurice van Lieshoutの指揮による
Stralsundにある図書館からのオリジナル自筆譜“XXIIII Cantiones” (Eucharius Hoffmannによる)を基に、アンサンブルを結成。ガンバ、リコーダー、トラベルソ、オルガネット、声楽、全17名からなり、歴史的なコーラス本(オリジナル譜)を基に演奏活動している。 

2012年8月28日火曜日

今日は、ヒルデガルドのスープを作ってみました! 

断食のためのスープで、いろんなハーブや香辛料が使われています。 

使うもの 
・1カップの小麦穀物 
・ニンジン 
・豆 
・フェンネル 
・セロリ 
・ハーブ 
・塩など香辛料(しょうが, ティミアン、 Bertramカモミールの仲間など) 

作り方 
20から30分ほど煮込んで、その後漉してから、温めてできあがり。 

作っているときも、なんか魔女になった気がします。 
食べるとしょうがで体がぽかぽかしました。 
ぜひお試しあれ 


Die Fastensuppe 
Fastensuppe pro Person und "Mahlzeit" : 1 Tasse Dinkelkörner zusammen mit 
Mohrrüben, Bohnen, Fenchelgemüse, Sellerie (die Gemüse können zusammen 
oder auch einzeln in der Suppe gekocht werden, je nach Saison-Angebot), 
Kräutern und Gewürzen wie Salz, Galgant, Quendel und Bertram ca. 20-30 
Minuten Kochen, abseihen und warm zum Trinken geben. 

2012年8月25日土曜日

 論文のテーマにもした、ブクステフーデのゆかりの地、リューベックへ
昨日、ようやく足を運ぶことができた。

ブレーメンから鈍行電車で約3時間。
天気はすぐれなかったが、この時を逃したら、次にいつ行けるかわからなかったので
出発することに。

ブレーメンからハンブルグ行きに乗ると、
一面に広大な畑が広がり、夏の清々しさに我を忘れる。

ハンブルグから乗り換えて、そこから約40分。
とうとう、リューベックに到着。

私を出迎えてくれたのは、Holsten塔。トラベ運河に囲まれた小さな中世の島。
そこは、世界遺産に登録されている。

塔をくぐって、真っ先に向かったのは、当然.Marien 教会。
ブクステフーデがオルガニストとして活躍していた教会だ。
バッハがはるばる徒歩でブクステフーデの演奏を聴きにいったのは
有名な話しで、3か月もそこに留まったと言われている。
それほどまでに、若き頃のバッハ(1705年)、そして巨匠のブクステフーデとの対面は
感動的だったに違いない。その2年後にブクステフーデは他界する・・・。

残念ながら、マリア教会は、第二次世界大戦によってほとんど破壊されてしまった。
なので、当時ブクステフーデのころのオルガンは残っておらず、St.Jakob教会に、
                             わずかにオリジナルのオルガンが残るのみとなっ                             てしまった。


そして、マリア教会の天文時計は、1900年代に作られたもので、
15世紀に造られた物は、博物館に置かれていた。
当時のキリスト教の典礼は、ほとんどが太陰暦を基にして作られているため、
天文時計も、月や、星座の動き、そして日食までが記されていた。
1911年から2080年まで観測できる。

旧市街を観光した後、17時と19時に、Dom とSt,Jakob教会で演奏会があると知り、

Domの演奏会は、Hartmut Rohmeyerというリューベックのオルガンの教授をしている
方の演奏。ブクステフーデや、マッテゾン、ヘンデル、そしてバッハのチェンバロとイタリアの
オルガンの演奏だった。
イタリアンのオルガンは、1777年のBaggio di Rosaのオリジナルで、ミーントーンに
調弦されていた。彼に言わせると、フレスコバルディーには最も適した楽器だと
言っていた。

彼は時計職人のようなきめ細やかなで、かつ柔らかいタッチで鍵盤を自由に操っていて、しかも、教会の音響を知り尽くしているように感じだ。
音は、時間と空間との総合芸術で、オルガンは特に様々な効果音による建築のような
技術が必要なのだと思った。

次に19時からSt,Jakobi教会での演奏は、
Jean- Claude Zehnderという、長年バーゼルのスコラカントールムで教えていた
有名なオルガン弾きだった。
彼は、H.Sceidemann, F Tunder, G.Boehm, D.Buxtehude, J.S.Bach
など、ほとんど北ドイツで活躍した曲を演奏した。

Praembulum, Variationen, Canzonettaといった、オルガンの効果を十分に発揮できる曲で
その多様さに、”圧巻”だった。そこには、まさに即興性による自由さによって
それらの音に込められた、言葉が、聴く人の耳に訴えかけてくるのだ。
それは、”賛美”という言葉が、いかにもふさわしかった。
こんなにも、自由に操れる、まるで魔術師のような演奏には、きっと当時も多くの人が感動したことだろう。バッハもその一人なのだろう。
                

30年戦争という時代を超えて、プロテスタントの中でも、敬虔主義による宗教の見直しが
され、、ルターが手掛け、グーテンベルグの出版法に
よって多くの人に広まったように、音楽家たちは、音楽という手段によって
彼ら独自のオルガンの世界を作り上げていったのだ。
私たちが、現代の目から、その時代を垣間見た時、彼ら巨匠たちが、
神の言葉に耳を傾け、また感動した瞬間を、再び再発見することができる気がする。それは、率直に素直な、歓喜なのだ。
Jean- Claude Zehnder氏↑

                 Friedrich Stellwagen (1636)


                                             Italian Barock organ, Baggio di Rosa (1777)
                                             Italian Cembalo , Othmar Zumbach 1975
                                             Hartmut Rohmeyer氏



2012年8月24日金曜日

ヒルデガルトの音楽




聖なる精神よ Hildegard von Bingen "Spritus Sanctus"
http://www.youtube.com/watch?v=KFLSOXaYlUE&feature=youtu.be&fb_source=message

私の好きなスピリチャルな本たち


左から、バジル、ローズマリー、ミント、ラベンダー。
ミントの種類ってすごいたくさんあるんですね・・・。
オレンジミントや、アップルミント、お店に5種類ぐらいあって迷ってしまいました。
私の買ったのは、普通のミントです。早速お茶にしてみました。

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聖なる精神よ。

それは、生きており、私たちに、それをお与えくださいました。
それは、心、すべてに宿り、才気溢れる。
それは、すべての創造物の根源である。

そして、聖霊は、
ふさわしくないすべてを洗い流す。
すべての罪を清め、
それぞれの心の痛みを鎮める。

光り輝く生命、それは精神。
人生に謳歌し、
生命を目覚めさせ、
そして、再び、また再び蘇らせる。

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また、再び私の霊的な時間が戻りつつある。
自分を取り戻せつつある。

今日、Aさんという、とっても素敵な女性とお話ししてとてもうれしかった。
話してみてやっぱり、とっても波動の似ている方だと思った。
すべてには、時があるのだろう。
だとしたら、Aさんに会えたのは、何かの新しい扉なのかもしれない。

再び、人間らしく、自然のサイクルに戻ろうとしていた。
このスピリチャルな世界には、ただ、神の愛が存在するのだ。
私たちは、そこへ還るだけ。
いつか、これを日本にも伝えたい。
自分の名誉とかじゃなくて、純粋に、伝道として。
そのことがもし、望まれることなのだとしたら・・・。

2012年8月11日土曜日

今週の水曜に、ドイツのNeuburgでBiagio - Marini コンクールという古楽アンサンブル部門で 
2位を獲得いたしました! 
ブレーメンで新しいメンバーにも恵まれて、また少しずつ頑張れるようになってきたような 
気がします。アンサンブルは、いつも楽しいことばかりではなく、様々なことで言い合いになったり 
実に冒険もありました。 
これからどうなるか、先のことまではわからないけれど、今、できることをやってみようと思っています。 

そして、もうひとついいことが・・・。 
11月に某音大の教授から、CD録音のプロジェクトに一緒に演奏してくれないかという 
オファーが・・・。ビオラダモーレのプロジェクトで、現代曲もバロックもあり。 
新しい世界がまた開けそうです。 

2012年7月23日月曜日

鐘・・・終わりなき響き

たとえば三味線の棹の部分は、天と地をつなぐ架け橋の意味があり、
三味線の3は、天、地、人、を表す象徴性があるように、
ヴィオラダガンバも、この地上において、天界の音楽を奏でるように、
宇宙との調和を天文学や数学の知識によって、楽器として形作られた。
現代では創り上げることが不可能なほどに、超越されたその音階の秘密を
当時の人たちは、いかなる方法によって、その答えを見つけたのだろうか・・・。

天と地をつなぐ架け橋と同じように、この世とあの世をつなぐ架け橋の象徴として、
鐘の音は、様々な宗教を超えて、また時代を越えて親しまれた一つの楽器である。

鐘をテーマにした日本の民謡は例えば、草川信作曲、中村雨紅作詩による、
”ゆうやけこやけ”が上げられる。

ゆうやけこやけで 日が暮れて
山のお寺の 鐘が鳴る
お手々つないで 皆帰ろ
烏と一緒に 帰りましょ

ゆうやけこやけの中で日が暮れて鳴っている鐘は、時刻を告げる暮6つの鐘であった。
本来時間は、あの世の住人の司る自然の動きを人間の世界に読みかえることで
あり、時間自体があの世とこの世とを結びつけるものであった。
本来日が暮れてからの夜という時間帯、世界は人間が活動する時間帯ではなくて、
神々や妖怪などあの世に住むもの達が活動する時間であった。
                         笹本正治著”中世の音、近世の音”より

笹本正治著の”中世の音、近世の音”という本の中で彼が鐘についてテーマにし、
ヨーロッパと日本の音楽について、比較している。

その中で、様々な楽器においての役割を書いている。
例えば、梓弓は、死霊を呼び覚ますための道具として使われ、あの世とこの世とを
結ぶための媒介物であったとされた。
また、笛に関しては、神々を呼ぶことができると信じられていたり、
太鼓は神聖なものとみなされ、また精霊をおどしたり、雨乞いに使われたりしたようだ。

同じように、ヴィオラダガンバの曲の中でも、鐘をテーマにしたものはある。
例えば、マラン・マレの聖ジュヌヴィエーヴ教会の鐘、そして、サント・コロンブのカリオン(鐘)。
彼らもまた、東洋の考えと同じように、鐘の音に、
生と死という象徴性を見いだそうとしたに違いない。
その鐘の音に、沈黙・・・あるいは終わりなきもの、永遠への願いを込めて演奏したに
違いないのだ。







2012年7月6日金曜日


トロッシンゲンの仲間と、数日にわたって、録音をした。
卒業して、たぶん初めてくらい、自分の音楽をしている実感があった。
そして、何より、自分が自由であることに心地よさを覚えた。
どこのものよりも極上のワインを味わったような、”酔い”があった。
そして、今自分が歩むべき道に、少しずつ近づいている。
今の自分が求めているのは、“音”の追究だ。
http://www.youtube.com/watch?v=4HfzqIyJmys&feature=youtu.be