2013年12月19日木曜日

即興演奏会

日本で12月25日に名古屋で行われます、即興演奏会。その他に最近は、ジャムセッション(即興セッション)の他、即興をする機会にとても恵まれてきている。
ちょうど去年、冷や汗をかきつつ、即興セッションをしたころより、亀の歩みほどではあるが、
だんだん、即興演奏にも慣れてきてる自分に驚く。
どうしたら、即興できるようになるんだ?と、知り合いに聞くと、時間はかかる。10年たったころ、
はっと、自分ができるようになったんだと気がつく。といってくれた。
10年、学生をして、やっとひと段落して、自分がプロだといっても、またこれから10年。
修行は、果てしなく続く。でも、辛いだけではない。
即興をすることは、インスピレーションでもあるけれど、楽譜からの解放。自由に音楽を操る
錬金術師。あるいは、ガラス玉遊戯なのだ。

私が最近手がけているのは、新しい4声マドリガルに、5声を作曲するという作業。これまた
骨の折れることだ。Quintavoxの例は、オルティスの中に紹介されている。
マドリガルはこれまで、3曲ほど仕上げてきたが、どれも、バスタルダで、各声部を自由に書いてきた。しかし、Quintavoxには、対位法をマスターし、それぞれの声部とは異なるものを
作り上げなければならない。

2月には、スイスのローザンヌで即興演奏をする。
昨日そのプログラムを作成した。
ディミヌーションによる、マドリガルの即興、
その他、2声のカノンの即興、ヘクサコードの即興、
フーガの技法。バッハのG線上のアリアによるフランス組曲の即興。
など。
特に、まだ新しいのは、ヘクサコード、(ドレミファソラ)ut re mi fa sol laの即興は始めたばかりで
難しい。けれど、楽しい。

まだ、これからやりたいことがたくさんあって、
わくわくする。



秘密の計画♡ その1

今年の秋から始まった私の8月に向けてのある秘密の計画。
知り合いの友人に頼んで、ドレスをつくってもらうことになっている。
今日、ドレスの中心の部分となる生地がインターネットで注文して届いた。
美しい絹の生地。ここだけは、時間をかけて色んなところで探した甲斐があった。
イメージの通りのものが届いた。
ネットで注文したので不安ではあったものの、大正解でした。

 
これが今日とどきました。

レースもこだわっています。
アンティークのお店で購入。すべて手編み。

これは市販のものですが、色々種類があって、
見ているだけでわくわくします。
下の生地が、ドレスの大部分となる生地。

アンティークのお店で買ったスカートのすその部分。
これもすべて手編みだそう。
本当に素敵。

ハレで知り合いになった、シュタイナー学校の先生。彼女は
2人の娘がいて、洋服づくりや、人形作りが趣味。
ハンガリー出身の彼女のお母さんは、やはり洋服づくりのプロだそうです。
とにかく、今回のドレスは、多目的に使えるように、
2枚重ねにする仕掛け。上に濃い緑色の上着をつける予定です。

出来上がりの予定図。

とにかく、洋服づくりを間近で見るのも初めてだけれど、
生地を選ぶだけでも、わくわくします。
手間をかけて作ることの喜びは、
こんなに素晴らしいことだと実感しました。

今後の過程を乞うご期待!